タイは農務省の中にシルク局があるほどシルク産業が盛んです。当然、他国に比べてシルクに関するインフラが整っており、生産管理や品質管理のノウハウも豊富です。今回、これらを最大限に活かすために、西川リビングはタイ王国と連携して企画開発を進めています。
西川リビングは新たなふとんの中わたの開発に取り組み、キャッサバの葉を食べて育つ蚕の繭に着目。良質なシルクを求め、研究開発を進める中でたどり着いたのが、タイ原産のキャッサバシルクでした。ふんわり軽く、吸湿性、保温性にすぐれ、ふとんの中綿に適しています。キャッサバとは別名をタピオカといい、デザートなどに使われるタピオカはこの芋から作られます。